【いちばん最初のマレーシア語】超入門・かんたんな単語とフレーズ編①
目次
はじめに
私は旅行をするための最低限の外国語であれば、スマホの翻訳や指差し会話帳シリーズなどで事が足りると思っています。
しかし折角の機会なので、出来れば旅行などをきっかけに、「少しだけなら喋ることができますよ」と言えるようになりたいと考えています。そこで旅行で使える簡単な日常会話をベースとして、文法もついでに理解してしまおうと思い、紙のノートに書き留めるような感覚でこの「いちばん最初の」記事を書き始めました。
当ブログで取り扱っている他の外国語と同様に、私はプロの教師やネイティブレベルでもなんでもなく、一人の独学者であることを予めご了承ください。
最後に参考書籍を紹介しますので、より詳しく理解したい方や正確な発音を確認したい方などは、そちらをご参考ください。
マレーシア語(マレー語)について
概要
・マレーシアの国語で、ブルネイとシンガポールの公用語になっている。表記はアルファベットを使用。(古くは"ジャウィ文字"というアラビア文字由来の文字が使われていて、現在も一部で使用されている)
・インドネシア語と共通の点も多くある程度は通じることが多いが、全く別の言葉になる単語なども増えてきているので注意が必要。
主な特徴
・英語と似た語順で、動詞は時制による変化がない。be動詞もない。
・修飾語は被修飾語の後ろに置かれる。 例:美しい花 bunga(花)+ indah(美しい)
・語幹+接辞で派生語になる。 例:語幹「ajar(勉強する)」+ 接辞「ber-(~する)」=belajar(勉強する)
・疑問文を作るには「文末を尻上がりに発音する、接辞詞kahを使う、疑問詞 apakah/adakahを文頭に置く」の3パターンがある。
・「e」「c」「ng」「ny」「-k」「-g」などの発音に注意(当記事では省略するが、動画や音声つきの本などで確認すると良い)。
母音 | a i u é e o |
子音 | b c d f g h j k l m n p q r s t v w x y z |
発音、文法については今後別記事を作成する。
マレー語 簡易語順表
(単語は今日全部覚えなくてOK!)
今日覚える単語
今日覚えるフレーズ
ありがとう
Terima kasih.
ありがとう。
~へ行きたい
Mahu pergi ke Stesen Masjid Jamek.
≪マスジット・ジャメ駅≫ へ 行きたいです。
空港lapangan terbangラバンガン トゥルバン
駅stesenステセン
市場pasarパサル
ホテルhotelホテル
トイレtandasタンダス
モスクmasjidマスジッ(ド)
クアラルンプールKuala Lumpurクアラ ルンプール
マラッカMelakaムラカ
ペナン島Pulau Pinangプラウ ピナン
~をください
Minta ini.
≪これ≫を ください。
あれituイトゥ
水airアイル
メニューmenuメヌ
毛布selimutスリムッ(ト)
領収書resitレシッ(ト)
おつりwang kembaliワン クンバリ
コーヒーkopiコピ
紅茶tehテ
ビールbirビル
~が話せますか?
boleh berbahasa Inggeris?
≪英語≫が 話せ ますか?
日本語bahasa Jepunバハサ ジュプン
中国語(普通語)Mandarinマンダーリン
私は~です/ではありません
Saya pelancong. Saya bukan pelajar antarabangsa.
私は≪観光客≫です。 私は≪留学生≫ではありません。
日本人orang Jepunオラン ジュプン
学生pelajarプラジャ
大学生mahasiswaマハシスワ
会社員pekerja sarikatプクルジャ シャリカッ(ト)
主婦suri rumahスリ ルマ
参考書籍
以下の本を参考に、今後も記事を書いていきます。
この本、本当にすごいです。辞書のような分厚さで、広東語、モンゴル語、チベット語、ラーオ語、ミャンマー語、タガログ語(?)、イロカノ語(?)………などなど、アジアの諸地域で使われている言語が完全網羅されています。言語の概要解説で歴史的背景を知ることもでき、またコンパクトながら文法も軽く抑えることができます。なんといっても語順表がわかりやすい!上記の簡易語順表もこちらの本を参考にさせてもらいました。アジアの言葉、特にマニアックな言語に興味のある方の好奇心を満たしてくれること間違いなしです。
CDつきで、発音を確認しながら読むことができます。表紙に「観光・交流で簡単な会話ができる」と書いてあるので「ことりっぷ 会話帳」のようなものかなと思ったら中身は「基本文型」「指示代名詞」「助動詞」などの単元に分かれた解説で、ちゃんと文法書になっています。一見分厚そうですが、文字も大きく1ページに載せる内容がシンプルにまとまっているので意外とCDを聞きながらページをめくっているとあっという間に半分まで読み終えている…みたいな感じになります。
ではまた!